月の星座

2004年7月9日
生活リズムを戻そうと、早起きして(といっても9時半起きなんだけど)朝ごはんしっかり食べて公園に行った。
一人でのんびりしたかったので、あまり人がこないお気に入りのスポットで、ヌボ〜ッと湖の水面を眺めていた。
すると鳩が二羽やってきて、目の前で交尾を始めた。
いつもメスに逃げられて、それでも必死でメスを追いかけるオスの姿ばかり見ていたしもとは、成功した現場を初めて目撃したのであった。
いやはや、これでまたこの公園の鳩も増えることでしょう。

で。
さらにボーっとベンチに座っていたら、隣のベンチに知らないおじさん(60代だと予想)が座って、私に、
「雨が上がってよかったですね」とにっこり話しかけられた。
なので私は、そうですね、と返事をした。
別にこれくらい、公園でよく見かけるフツウの会話だろう。

「……………」
しばらく無言だったのだけど、おじさんが私に近づいてきて、突然私に握手を求める仕草をした。
そこで、「?」と思いながら、握手をしてしまったしもとなのであった。
するとおじさんは何を勘違いしたのか、私の隣にぴったりとひっついて座り、ギュ〜ッと手を握ってくるではないか。
そこでもしもとはまだ状況がよくつかめておらず、手を握られても“鳩が肩に乗った”くらいの感覚でしかいなかった。

そしたら手を払われなかったことに調子付いたおじさんは、
「車に酔うの?」と私に訊いてきた。
ここでなんとなく「ヤバイ」と思った私は、生まれてから一度も酔ったことがないにもかかわらず、
「ものすごい酔います」と答えた。
それを聞いたおじさんは残念そうに、
「じゃあドライブは無理だね」と呟いたのであった。

しかしおじさんはめげない。
「お茶しに行かない? そこに車止めてあるからさ」と私の目を見つめて言うのであった。
しかも、どさくさにまぎれて私の肩を抱くということまでしていた。
おじさんはやる気満々という感じで鼻息も荒かった。
「いい加減やばいな」と思ったしもとは、
「遠慮しときます。そろそろ帰りますね」とその場を去ったのだけど…、おちおち真昼間の公園にも、一人で行くのは危ないんだなぁと考えたりしていた。

でも、貞操観念の薄いしもとは常々「やるくらいどってことない」と思っているので、もっと若くて安住さんのようなタイプの人だったらついていってたかもしれない。

ちなみにしもとは山羊座だ。
真面目でコツコツ努力家の山羊座だ。
そんな私がどうしてこんなに軽いんだろう?と疑問に思っていたのだけど、最近その謎が解けた。
実は、人には太陽星座と月星座というものがあるらしいのだ。
普段よく使われているのは“太陽星座”の方で、私が山羊座なのも、太陽星座でのことなのだ。
しかし、月星座も人格形成には重要なポジションなのだそう(特に女性は月の影響の方が強いらしい)。
で、しもとの月星座は何かというと…、“射手座”。
好奇心旺盛で飽きっぽかったり、貞操観念が薄いのもこのせいか!と妙に納得したのであった。

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