ISBN:4309015700 単行本 綿矢 りさ 河出書房新社 2003/08/26 ¥1,050
文芸春秋で、芥川賞の2作が載ってる号があったのだけど、それで読みました。
けっこう前に買ったのに、やっとさっき読んだぞ!
感想は・・・、微妙だ。
5つ星で採点するとしたら、こんな感じ↓
☆☆★★★(二ツ)

なんというか、比喩表現が多すぎてなかなかストーリィが展開していかない…。
中には「お、これはイイ」という比喩もあったけれど。
そして、ものすごく狭い世界で動いている、という印象を受けた。
もしも私が学生時代に読んでいたとしたら、共感していたかもなぁと思った。
あの、ほっといてほしいと思う一方で、無視されたら傷ついてしまうというムジュンした感覚とか。

でも。
私、基本的に後味が悪く感じる作品って苦手かな。
このじめじめいじいじしてる主人公の思考は、私にはちょっとなぁって感じ。
そんな私の思考がじめじめいじいじしてないのか、って言ったら違うんだけど。

今日は、仕事が早く終わった。
天気もよくて、地下鉄で帰るのが勿体無くて、わざわざ地上からバスで帰った。
私って、なぜかバスとか、車で移動するのってすきなんだよなぁ。
明日も天気良ければいいのだけど。

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